自民党衆議院議員の葉梨康弘です。
私は現在、党の国会対策副委員長として、国会運営の裏方の仕事をしていますが、昨年来の国会は、自民党の一部派閥による違法な政治資金処理の問題等で、大変厳しい運営を迫られています。
加えて、実質賃金がなかなか上がらない中で、このような政治家の不祥事が出来したわけですから、多くの国民の皆さんが、憤りと不信の念を抱かれるのは当然のことと思います。
そのような中にあって、政治に対する信頼を回復するためには、再発防止のしっかりした制度を作るのは勿論のこと、1人1人の政治家が、真面目に政治に取り組む姿を、実際に見せていくことが大切です。
このため、私も、この1年、週に2~3日、早朝の駅立ちを続けてきました。
これからも、皆さんとともに、「確かな政治」をつくっていく所存です。
令和6年6月 葉梨康弘
衆議院議員の葉梨康弘です。昨年は、志半ばで大臣の職を辞すこととなり、皆様の期待に応えることができなかったことを、率直にお詫び申し上げます。しかし、現在わが国や郷土を取り巻く情勢は極めて厳しいものがあり、これに対処するため、政治は一歩も立ち止まることは許されません。私は、閣僚を辞した反省の上に立ち、身を引き締めて、これまでの経験や人脈をいかし、命がけで国政に取り組むことにより、皆様のお役に立って参る覚悟です。新しい時代を、葉梨康弘とともに作っていこうではありませんか。
本年は、年初来、衆議院予算委員会の理事として、連日予算審議に当たって参りましたが、令和4年度当初予算は、お陰様で、令和3年度内に成立することができました。しかし、3年目となるコロナ禍に加え、2月24日には、ロシアがウクライナへの侵略を開始、世界の情勢は、一気に不透明さを増しています。もとよりロシアの蛮行は、決して許すことはできません。エネルギーや食料の値上がりなど、わが国への影響も懸念されますが、私たちは、しっかりしたセフティネットを講じつつ、国際社会と連携し、毅然とした態度で危機に対処しなければなりません。そのためには、安定的な政権基盤の継続が何よりも重要です。
10月31日、葉梨康弘は、皆様のご支援により、6期目の当選を果たさせて頂きました。しかし、ホームページや文書の中で、「ありがとうございました」と記すと、公選法違反になるらしいということなので、この場では、日頃からの私の活動へのご支援に、深甚なる謝意を表させて頂きます。本当に有り難うございます。さて、現在私は、総選挙後、自民党の政務調査会長代理や衆議院予算委員会の理事として、かなり忙しい日々を送っています。そして、12月6日にはフジテレビのプライムニュース、12月13日にはTBSの報道1930に出演するなど、今後とも、岸田新内閣が目指す「新しい資本主義」を、国民の皆様にしっかりと説明する役割を果たしていきたいと考えています。今後ともご支援を宜しくお願い申し上げます。
私たちは今、不透明な時代に生きています。
だからこそ、国民の声を聴き、声をもとに政策を作り、そして実現する、「確かな政治」で、私たちの「確かな未来」を構想することが何よりも大切です。
私は、民主党政権で落選した3年余、数万軒への訪問活動や約千回の街頭演説を通じ、国民の声を聴く力を培ってきました。
平成24年の復帰後、その声を、議員立法や予算という成果に結びつけてきました。しかし、昨今のコロナ禍の中、緊急事態とはいえ、政策形成に当たっての議論不足を感じざるを得ず、私の原点とはいささか違う印象を持っていました。
このような思いから、今回の総裁選で、私は、従前から「聴く力」や「丁寧で寛容な政治」を訴えてきた岸田文雄候補を全力で応援し、その岸田議員が、10月4日、第100代総理大臣に任命されました。
皆さん、岸田新政権の下、私、葉梨康弘とともに、国民の声を形に、「確かな未来」を創っていこうではありませんか。
9月3日、菅総理大臣が退陣を表明しました。
私は常々、コロナ対策に関する菅総理の手法に違和感を感じ、だからこそ、総裁選挙では、岸田文雄を応援することとしました。
さて、私は、警察庁在籍時、各種災害や事件を経験しましたが、危機管理には2つのタイプがあります。
第1のタイプは、台風や地震などの危機管理です。この場合、国民の声を聴く余裕などなく、対応を速やかに進める必要があります。
第2のタイプは、感染症まん延や暴力団抗争などの危機管理です。この場合、国民の声を聴き、その協力を得られなければ、感染症抑止や暴力団の壊滅には至りません。
菅総理は、官房長官当時、「危機管理の専門家」と評されていました。そして、昨年の総裁選もコロナ危機の中で行われ、「危機管理においても国民の声を聴く」こと主張した岸田は敗れました。
その後、菅政権は、全力でコロナ対策に取り組み、ワクチン接種も相当に進みました。私はその実績を高く評価します。でも、その手法は、第1のタイプの危機管理の域を出ていません。
この1年間で、菅総理及びその中心閣僚は、第1のタイプの危機管理には得意かも知れないが、第2のタイプの危機管理には不向きだということが、明らかになってきました。
時代は今、昨年のコロナ禍の中の総裁選で、いち早く「国民の声を聴く」ことを打ち出した岸田文雄を求めています。
皆様1人1人の声を大切にしながら、コロナの危機を乗り切っていこうではありませんか。
9月16日、難病のため退陣された安倍晋三前総理の後を受け、菅義偉新内閣が発足し、私は、農林水産副大臣に就任しました。当選5回生では、副大臣は2回までが目安とされているようですが、私は、3回目の副大臣ということになります。農林分野は、これまでも、党畜産酪農対策小委員長、農林水産災害対策委員長、農林・食料戦略調査会副会長等として、党の立場から携わってきましたが、これからは、政府の立場から、農林水産分野における地域政策と産業政策を推進するとともに、食料安全保障や食の安心・安全の確保にも取り組んでいく所存です。今後とも一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
6月17日、国会は閉幕しました。しかし、現下のコロナ禍の中では、私たちは、国会が閉じたとしても、政府に対し、しっかり物を申していかなければなりません。私は、予算委員会の理事として、7月15日には、予算委員会(閉会中審査)で質問に立ったほか、自民党副幹事長として、7月21日に幹事長室緊急提言をとりまとめました。今後も、経済の回復と感染症拡大防止の両立を図るため、知恵を絞っていく所存です。ご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
1月29日、新型コロナウィルスが蔓延しつつあると言われる中国武漢から、206人の邦人が、政府チャーター機により我が国に帰国しました。検査を実施したところ、3人への感染が確認されたということです。私は、極めて深刻な事態であることを再認識しました。何故ならば、武漢の人口は1100万人、比較的衛生観念が高いと思われる在留邦人への感染率が約200分の3ですから、武漢における感染者の数は、すでに10数万人を超えているのではと、容易に想像できるからです。(1月30日時点での感染者に関する発表は、数千人のレベルです。)現在私は衆議院予算委員会の理事を務めていますが、予算委員会における審議では、与野党ともに、国会議員として、国民の生命身体財産を守るという強い意志を示していかなければならないと思います。そして、現在緊急事態に対処している当事者については、委員会への拘束を含め、柔軟に対応すべきできないでしょうか。
令和2年の新しい年が明けました。皆様いかがお過ごしでしょうか。この数年、毎年のように、大きな災害がわが国を襲っており、旧年中も、台風15号や19号等による甚大な被害がありました。私は、昨秋、自由民主党農林水産災害対策委員長に就任し、農林水産生産基盤等の復旧・復興対策に奔走しましたが、本年こそは、災害のない穏やかな年であることを心からお祈りしたいと思います。また、報道等によれば、第201回通常国会は、1月20日に召集される予定とのことです。国内外に難問が山積する中、私は、自由民主党副幹事長・衆議院予算委員会理事として、与野党論戦の最前線に立つことになります。気を引き締めて臨んで参りたいと思います。