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10月9日から始まった福田内閣初の衆院予算委員会3日目。私は、自民党5人目のバッターとして、福田総理に対する質問に立った(コラム参照)。私は、この2年間の間に、国会論戦の花形「予算委員会」において、小泉、安倍、福田と3人の総理大臣に対する質疑を行わせていただいたことになる。総理に対する質問機会の少ない与党議員の中では、大変有り難い話だ。政治とカネを巡るこの日の質疑は、その夜のテレビ、翌日の新聞で大きく取り上げられた。
今、バイオエタノールへの転用等によるトウモロコシ価格の高騰、原油高等による船舶輸送費用の高騰などを原因に、家畜用の輸入飼料価格が急騰、畜産・酪農農家の経営を圧迫している。畜産・酪農対策は、3月の畜産価格・関連対策決定時の集中的な議論に加え、情勢の変化に対応し、来年につなげる対策を議論することが必要だ。この日は飼料高騰対策を議論。私は、平成18年、19年に加え、20年も、畜産酪農対策小委員長として対策取りまとめに当たることとなった。3期連続の畜酪小委員長は、自民党史上でも初のことという。
与野党激突の前線に立つのが国会対策委員会。与党を窮地に追い込むため、なりふり構わず、何もかもぶちこわせという現在の民主党の姿勢では、国民の生活も、さらに、日本自体もこわれてしまう。だからこそ我々与党は、筋論も大切にしつつ、丁寧な対話を求めていかなければならない。そのためには、強靱な忍耐力と信念が必要だ。福田総理を囲み、誓いを新たにする国対メンバー。写真前列左から、伊吹幹事長、漆原公明党国対委員長、大島国対委員長、総理、小坂委員長代理、谷畑副委員長、私、北川副委員長、小此木筆頭副委員長。
10月1日、福田新総理の所信表明演説が行われ、いよいよ、国会論戦の火蓋が切られた。写真は、福田総理が国会対策委員会室を訪れた折のツーショット。代表質問に続く予算委員会の論戦では、私もバッターに立つことが予定されている。気を引き締めて、政局や党利党略のみを念頭に置くことなく、国民に分かりやすい政策論争を繰り広げていきたい。
9月29日、「日本公共政策学会東日本支部」の設立総会が、東京・青山で開催された。渡辺行革相による記念講演の後、「公務員制度改革で日本の政策形成はどう変わる」と題する2時間の記念シンポに、自民党代表のパネラーとして参加。政策研究大学院大学の飯尾教授をコーディネーターに、民主党の松井参院議員、聖学院大学大学院の増島教授、一橋大学の田中准教授がメンバー。私は、「公務員制度改革は、給与改革などと異なり、本来政治主導であるが、政治的争点とすべきものでない」などと主張、丁々発止の議論が行われた。
自民党総裁選挙期間中に行われた福田康夫総裁候補と若手議員との懇談会の模様。小泉改革路線の継承は大切だが、何事にも大慌てで反応、健康を害し、政治空白を作ってしまった安倍政権の反省の上に立つと、ここは、バランス感覚と対話を重視する姿勢が重要と思う。このため、私は、辞意表明の翌13日、舛添厚労相、宮澤衆院議員らと相談、14日に政策研究会「安心と希望」を結成(私は事務局次長)、福田氏に政策提言を行い、福田支持を明らかにした。「希望と安心」は、福田新政権のキャッチフレーズになった。

古戸の排水ポンプ場に出動
9月16日、自民党本部で開催された福田・麻生両候補による総裁戦立会演説会の模様。当初14日告示・19日投票の予定だった総裁戦は、13日の両院議員総会で議論百出、23日の投票(25日首班指名)となった。両院議員総会では、私も、「新総理が国連総会(23~26日)に行くよりも、民主的な手続き確保されることが大切」と発言した。国連総会出席を取りやめれば、政治空白は必要最小限で済むからだ。立会演説会は、福田候補には準備不足の感もあったが、「落ち着き」と「キャラ」という、両者の持ち味が十分に出た。
9月16日は、取手・守谷両市で、消防団主催の消防ポンプ操法大会。私の分団も、7月下旬からの夜間練習に励んできたが、それにしても今年はことのほか暑かった。この日は、早朝、取手市第6分団に合流、取手市での開会式の後守谷市へ(写真)。取手市の大会での競技の結果、第6分団は惜しくも準優勝だった。昼過ぎに着替えて東京へ。総裁戦の立ち会い演説会。その後取手に戻り、分団員と打ち上げ。

副大臣・政務官を招集した国対委(9.6)