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7月24日は、全米商工会議所との意見交換及びわが国経済団体との意見交換の後、ヤンマー社がコタキナバルに設けた研究開発施設を視察。
熱帯の地、コタキナバルは、バイオ原料となる植物の生育に適している。
バイオ燃料由来のエンジンや農業機械について、実証的なデータを得ることなどを目的として、約5年前に設立されたとのこと。
この日は、日本からコタキナバルに来られていた農業関係団体の皆さんとともに、ヤンマー社の話を聞く。
7月24日は、300万の会社が参加する米国随一の経済団体である全米商工会議所との意見交換。
もっとも、会談する予定だった副会頭は、急用で帰国してしまい、アジア国際関係課長のメラーさんに残ってもらい、素見交歓を行った。
全米商工会議所は、例外なしの関税撤廃を推進する立場だが、TPPは政府間の交渉ごとであり、政府の決定には従うとのこと。
私たちからは、わが国の立場を説明するとともに、今後の緊密な情報交換を提案した。
7月23日は、シェーファー米国貿易緊急委員会副会長とも会談。
米国の利害関係団体が、TPP交渉などのために緊急に団体を構成した。
シェーファー氏は、長く経済連携交渉に携わってきたベテラン。
この日は、米国繊維産業の関係者も同席。
繊維の流通関係の業者は関税撤廃を、繊維の生産関係の業者は関税維持をそれぞれ主張。
米国内も、必ずしも一枚岩ではない状況を確認できたことは大きな収穫だった。
7月23日は、開催地サバ州のパイリン副首相と会談。
サバ州は人口約300万人、マレーシアは連邦国家であるため、大幅な自治が許されている。
入国管理も州独自で行っているほどだ。
さて、現地の国語であるマレー語と、私がかつて仕事をしていたインドネシアのインドネシア語とは兄弟言語、意思疎通が可能だ。
この日は久しぶりにインドネシア語で挨拶。
先方も、なぜマレー語を知っているのかとびっくりしていた。
TPP交渉の行われている当地では、議員外交も大切だ。
カナダの酪農・養鶏等の団体の代表のアカンデ氏から、TPP交渉の情報収集を行うとともに意見交換を行う。
カナダの農業団体としても、特に酪農・養鶏等の分野では、関税撤廃には反対だし、政府もその方向で交渉しているとのこと。
TPP交渉において強い交渉力を持つためにも、各国の利害をしっかりと掌握・分析する必要性を強く感じた。
参院選投開票の翌日早朝に地元を出、羽田・関西国際空港経由で、7月22日夜にマレーシアのコタキナバル入り。
自民党から4人の国会議員団の一員として派遣され、TPP交渉の議員外交に当たる。
写真は7月23日午前中に開催されたわが国交渉団の結団式の模様。
日本はこの日の午後からTPP交渉に正式参加が認められた。
農業などの国益をしっかり守るためにも、まさにこれからの交渉が正念場だ。
7月14日、参議院議員選挙の自民党候補の応援で、取手市での街頭に立つ。
葉梨康弘が、参議院議員選挙直後の7月22日から26日まで、TPP交渉のため、マレーシアのコタキナバルに派遣されることを報告。
わが国の農業・医療を守りつつ国際社会で確固たる地位を占めるため、強い交渉を行う決意を述べる。
その上で、強い交渉力を持つためにも、衆参のねじれを解消し、安定した政権をつくる必要性を力説。
7月13日、参議院議員選挙の自民党候補の応援で、龍ヶ崎市の街頭に立つ。
7月1日のTVタックル出演を引き合いに、「出まかせ」、「無責任」で勝手なことを言いつのる野党の皆さんが、もしも参議院で多数を握れば、それこそわが国の政治はおもちゃにされてしまうことを実感したことを報告。
その上で、自民党は、衆参のねじれを解消した後も、おごることなく、謙虚な政権運営を行う決意を語る。
7月12日、参議院議員選挙の自民党候補の応援で、阿見町での街頭に立つ。
昨年12月、国政復帰を果たさせていただいた御礼を述べるとともに、国民のためにしっかりと汗をかき、政策を実行していくためにも、衆議院と参議院のねじれを解消しなければならないことを力説する。
安倍政権になり、気分は明るくなった面があるが、これを気分で終わらせてはならない。
7月2日、安倍総理を議長とする震災復興推進閣僚会議の場で、与党の追加提言を安倍総理と根本復興大臣に手交。
参議院選挙後、特に原子力災害対策について体制を組み直し、復興を加速化させなければならないことを提言。
まだまだやることは多い。