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街頭演説で「バラマキ政策」の危険を訴える
この春は、ことのほか風の強い日が多く、私のポスターも、相当風に吹き飛ばされてしまった。看板設置にご協力頂いたお宅への御礼方々、時折力仕事にせいを出す。ことに6月24日から参議院選挙が始まり、これとあわせて、各後援会の方にも看板の設置をお願いしている関係上、私自身も汗をかかなければ申し訳ない。
6月19日夜は、稀勢の里郷土後援会。今、相撲界は大荒れだが、稀勢の里関には、鳴戸親方(元・おしん横綱・隆の里)の指導の下、実力だけでなく、人格・識見も磨いて欲しい。激励会では、「落選後、1人で地元を回っているが、自分をしっかり持って、かつ、自分が汗をかかなければ他人は応援してくれないことを身をもって感じる。兎に角人一倍汗をかいて欲しい。」と激励の言葉を述べる。
6月19日は土曜日恒例の辻立ち。民主党政権がバラマキ・積極財政を止めない限り、穴の開いたバケツに税金を注ぎ込むことになる。このような増税論議に乗るべきでないと主張。その上で、社会保障について、どうしても税負担をお願いしなければならない場合でも、低福祉・低負担なのか、中福祉・中負担なのか、高福祉・高負担なのか、将来の社会保障の絵姿について早期に国民的コンセンサスを得た上で実行することが肝要と訴える(詳しくはコラム参照)。
街を戸別に歩いていると、知っているはずのお家なのに、名乗るまでは、「誰が来たのか」という顔をされることがある。光線の具合で、顔が影になって、写真のように見えるらしいということがわかった。さて、街を歩いてみての率直な感想は、マスコミが書くほどには、民主党に対する期待が再び高まっているという感じは受けないが、自民党を初めとして、その受け皿が見あたらず、政治に対する期待感全体が低下しているような気がする。ある意味で大変こわいことだ。だからこそ、「私が頑張っていきます」と、1軒1軒のお宅を回る。
6月16日昼食は知り合いの畜産農家の方と。口蹄疫問題への政府・与党の対応が、後手後手を通り越して、「人災」から「犯罪」になりつつあるのではというお話を聴き、暗澹たる気持ちになる。「指示を受けずに勝手にやるな」式の政治主導がまかり通っているようで、「責任は俺が取るからやれることはどんどんやれ」と役人をリードする政治家は、今の政権にはいないらしい。その後夕刻まで街の声を聴いて回る。関東地方は最高気温が33度まで上昇。汗を拭き拭き回る。時折ご馳走になる冷たい飲み物は、まさに干天の慈雨。
6月15日は、梅雨とはいえ比較的良い天気。早朝駅立ちの後、農村部で辻立ち。コメ政策について、私は、従来から、計画的な転作と米価安定実現のための政策体系の構築を主張、自民党政権下で、構想は徐々に実現しつつあったが、昨年、「減反しなくても所得を補償する」という民主党の甘言に吹き飛ばされてしまった。でも今、民主党は、「やっぱり減反しなければ補助金は出さない」と簡単に前言撤回、農村の現場は混乱に陥っている。辻立ちで、まともな農政創りを訴える。支持者の方が駆け寄ってこられ、旗の向きを直していただいた。
6月15日早朝駅立ちは、取手駅。公明党の染谷・斎藤両市会議員さんも駅立ち。「折角ですから」とお誘いしてパチリ。各紙の、「民主党内閣の支持率がV字回復」の報道にお2人とも困惑気味。支持回復の要因の1つに、鳩山政権で民主党が統治能力不足を露呈して支持率を下げる中、自民党が、民主党の社会主義的政策が亡国の道であることを明確に指摘せず、また、これに対抗する自由主義・保守主義の哲学をしっかりと発信せず、支持の取り込みに失敗したことも挙げられるのではないか。自民党は、やはり、私たちが変えていかなければ。
6月11日の菅新総理の所信表明を受けて、12日は選挙区内約20個所で街頭演説。ほとんど1人で回り、旗も自分で立てる。菅新総理は、「第3の道」と称し、需要喚起のためのバラマキ財政出動を容認しつつ、その財源として増税も検討するという。これでは「社会主義」そのものだ。私たちは、菅政権の「大増税・バラマキ社会主義」にノーを突きつけなければならない。セフティネットを構築しつつも、小さな政府の下、日本人の勤勉さを最大限に活かし、民間活力・生産性を上げるという、日本の保守主義の原点に帰るべきと訴える。
6月8日に菅新内閣が発足。60%台の高い支持率だという。6月10日は、早朝駅立ちの後、地域を回る。私が耳にする街の声は、菅新内閣に対する期待よりは、「いったい自民党は何やってんだ。」という声が多い。この8月半、民主党は、マニフェスト違反を繰り返してきた。表紙を換えたからといって、すでに政策的に破綻している。私自身は、このような民主党のバラマキ破綻政策への対立軸は、構造改革路線しかないと考えているが、その点、自民党執行部はどう考えているのか。自ら対立軸を打ち出せなければ敵には勝てない。