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私にとって、今は地域の声を聴く時間だ。実際、地域の経済は極めて悪い。ガソリン税なども、暫定税率撤廃の公約は反故にされ、ガソリンが急騰したときにのみ税率を下げることとなったが、これは、ガソリン急騰時にスタンドに過度の負担を負わせることになり、現場の仕組みを知らない議論だ。民主党政権への失望の本質は、鳩山総理個人の軽さに対してというよりも、民主党の政策に対する失望感ではないか。今日も皆様の声を伺って回る。そして、国民目線の新たな保守政治への期待を改めて感じる。
6月1日は衣替え。今日から夏のはずだが、早朝は結構冷える。この日の朝刊一面には、「民主党内からも鳩山首相退陣論」という見出しが踊る。8月半前は70%を超える支持率を記録した鳩山内閣が、今や支持率10%台、不支持率70%。当時この数字を誰が予想したろうか。今後の政局の行方は混沌としているが、駅に立った感触では、前月や前々月と比べると、市民の政治への関心や怒りが高まっているような気がする。何人かの方から、「もう衆参ダブル選挙しかないんじゃないの」などと声をかけられる。
5月31日夜、私の東京後援会長を務めていただいている鶴田卓彦・前日本経済新聞会長の「旭日大綬章叙勲を祝う会」に出席。鶴田氏は横綱審議委員会委員長もされており、同席した日本相撲協会の武蔵川理事長、北の湖前理事長と記念写真。経済界からも多くの方々が参加されていたが、「現政権の方向性は日本経済の地力をわざとそいでいるのではないか。」「現政権は、経済のことが全く分かっていない。早くリセットしてもらわないと。」など、経済政策の面でも、現政権が想像以上にひどいという感想を聞く。
5月も末だというのに、最高気温摂氏15度の異常低温。旧公団住宅地区で辻立ち。この日は、わが国固有の領土である尖閣列島の帰属を、「日中で協議する。」とした鳩山総理の発言の危険性を指摘。領土問題にまで「友愛」を持ち込んだら、喜ぶのは相手国だけ、日本はなくなってしまう。それにしても、毎週演説内容を変えても、アトからアトから、総理の資質が問われる重大問題が起き、辻立ちのネタにことかかない民主党政権って、一体何なのだろう。
この笑顔も「仕分け」られるようだ
普天間問題が決着するはずの5月末なのに、政権は迷走するばかりだ。5月28日は、「選挙で勝つためならどんなウソでもついてよいのでしようか。公約も実行せず、迷走する民主党政権は、わが国の将来を危うくしています。」と街宣車で主張しながら、近づく参院選に備え、私のみが写っていた広報板のポスターを、参院選候補とのツーショットのポスターに張り替えて回る。道行く人から、「葉梨さん自ら大変ですね。参院選が終わったらすぐ衆議院の選挙じゃないですか。」などと声をかけていただく。
5月27日早朝、恒例の駅立ち。5月も末というのに寒い朝だ。でも、ビラを手にしてくれる人は結構多く、有権者の暖かさも感じる。この日の昼、青少年交友協会の理事会出席のため久し振りに東京へ。前回の「目で見る活動」で、「事業仕分けで仕事が消えた」という民間人の声を紹介したが、まさか、青少年交友協会が実施してきた、親子や地域の絆を築くための貴重な事業が、今回の事業仕分けで仕分けられ、存亡の危機にあることを、この日初めて知った。(コラム参照)
5月25日の早朝駅立ち。「今回はガンバつてくれよ。」という声に励まされる。中には、「事業仕分けで仕分けられて、仕事がなくなりそうだ」という民間人の声も。民主党は、天下り先の法人への事業委託金を「ムダの典型」と位置づけたいようだ。私も、天下りは根絶すべきで、天下りの役員にはお引き取り願えばよいと思うが、その法人そのものに対する事業委託金を廃止すれば、単なる天下りの役員1人でなく、委託事業に携わってきた多くの民間人が職を失うことにも気づいて欲しい。
5月23日は、私が会長を務める県トランポリン協会総会。この協会も、本年、ようやく規約を制定、体育協会加盟や学校での部活動充実のため、いよいよ活動を本格化させる。年度ごとの予算も、実はこの総会で初めて決定した。私も、2年前から会長をお引き受けしているが、老若男女が楽しめるトランポリン競技の普及のため、微力ながら力を尽くしていきたい。
5月22日は土曜日恒例の辻立ち。今日のテーマは、口蹄疫問題と危機管理。私は、与党で畜産酪農対策の責任者を3年間務めていたが、疾病発生時には間を置かずに移動禁止をかけ、緊張感を持って臨むのは常識。感染発覚10日後の段階で大臣が外遊し、1月してようやく10㌔県内殺処分という対応は、緊張感のかけらも感じられない上、余りに遅きに失する。この政権では、わが国の危機管理がこころもとない。辻立ち後、各地で支援者から声をかけられる。