確かな政治で確かな未来を!!日本を立て直す
メニュー ホーム コラム プロフィール 政策 目で見る活動 国会での発言 はなし康弘からのお願い リンク ご意見 サイトマップ
 

2012年1月18日

各地の新年会に参加(H24.1.18)

元日から各地域の新年会に参加し、本年の皆さんのご健勝とご多幸を祈る。今年ほど、「何とか頑張って欲しい」と声をかけられることが多い年はない。昨年の震災、うち続く天災で将来展望が不透明な中、民主党内閣は、マニフェスト破綻の説明もないまま、「何が何でも増税」。これではなかなか元気が出ない。それでも、「往々にしてあきらめにつながる不安感でなく、パワーにつながる危機感を持ちつつ、明るくいこうじゃないですか。」と元気づける側に回る。でも、永田町の方々でなく、落選中の私が元気づける側に回るのも変な話だ。

2012年1月16日

放漫財政のつけを国民に回す増税であってはならない~最近の歳出の急膨張問題を題材に

最近3年間で消費税5%分の支出を拡大させたわが国財政

1月13日、野田内閣は、発足4か月で、参院で問責決議を受けた閣僚を交代させるための内閣改造を行い、あわせて岡田前幹事長を、社会保障と税の一体改革担当の副総理に起用し、消費増税(5%程度?)への決意を示した。
今、増大する社会保障費を賄うためには、最終的には消費税に財源を求めざるを得ないと、多くの国民は感じて始めている。
マスコミも、消費増税容認の大合唱。
ただ、麻生・鳩山・菅政権にまたがる最近3年間で、消費税5%分に相当する約10兆円もの支出が拡大(当初予算ベース)してしまったことは、何故か余り報じられていない(左図)。
野田政権の編成した平成24年予算案も、震災対応費(別会計)以外の一般会計予算歳出額は、昨年を上回っている状況だ。
お金の出口をコントロールしなければ、増税を実施しても、穴の開いたバケツに水を注ぐようなもので、財政再建には役に立たない。
今回は、この点を検証してみよう。

当初予算歳出急膨張の具体的数字

(重要な指標である「当初予算」)
「国の予算」という場合、大きく、通常国会で審議される「当初予算」と、追加的に編成される「補正予算」に分けられる。
このうち、「補正予算」は、例えばリーマンショック後の恐慌対策(麻生内閣、約15兆円)、東日本大震災復興・復旧対策(菅・野田内閣、約15兆円)など、どちらかというと、不測の事態に対応して緊急的に編成されるもので、財政の健全性を判断する指標としては、「当初予算」の状況が、より重要となる。