12月24日、農林水産戦略調査会副会長として、小泉進次郎農林部会長とともに、つくば市の研究所と私の地元・龍ヶ崎市の農家(横田農場)を視察。
横田農場は、比較的隣接した水田を計125㌶耕作しており、我が国の他の農家と比べると、格段に生産性が高い。
もとよりここまで来るまでには、生産者の努力とともに、いくつかの良い条件が重なったこともある。
これらの要因をしっかり分析して、我が国の農業のあるべき方向性を考えていくことが大切だ。
わが国がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉への参加を表明してから約2年半後となる平成27年10月5日、TPPは、大筋合意に達した。
ご案内のように、TPPは、わが国を初め、米国、カナダ、メキシコ、ペルー、チリ、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナムの12か国を参加国とする経済連携協定で、経済活動のルールの標準化し、ハイレベルの自由貿易圏の形成を目指すものだ。
12月17日、私が事務局長を務める「運動器の健康を増進し健康寿命の延伸する議員連盟」の総会を半年ぶりに開催。
膝、肩、腰などの運動器の不全は、寝たきりの大きな原因だ。
最近でこそ、ロコモティブシンドローム(運動器不全症候群)、ロコモ体操などの言葉を耳にする機会が増えたが、このようなムーブメントを定着化させる一翼を担ってきたのがこの議連の活動だ。
診療報酬改定を目前に控え、健康寿命増進による医療費抑制効果などについて議論。
12月7日、農林水産戦略調査会副会長として、畜産物の価格決定に先立って、北海道の酪農家を視察。
かつて私も務めていた畜産酪農対策小委員長の坂本哲志衆議院議員が、12月7日に九州に出張しなければならなくなり、私に団長を務めてほしいとの要請があった。
すでに入っていた地元日程もあり、日帰りで北海道視察という強行軍だった。
それでも、現地では、サイレージ(発酵飼料)の独特のにおいに久しぶりに触れることができ、現場の酪農家ががんばっているなという思いがこみあげてきた。
霞が関の官庁には、多くの業界団体から、特定の分野に予算をつけてほしい、特定の分野の税金を負けてほしいといった、数々の要望が来る。
そして、地方税や電気通信関係であれば総務省、医療介護や保育関係であれば厚生労働省、企業活動関係であれば経済産業省、学校関係であけば文部科学省、社会資本整備関係であれば国土交通省、防衛産業関連であれば防衛省、農林補助金関連であれば農林水産省、環境税関連であれば環境省などといった具合に、各種の陳情がなされる。
11月29日、結党60周年記念党大会が、高輪プリンスホテルで開催される。
特別ゲストは、事前には全く公になっていなかったラグビーの五郎丸選手。
やはり格好いい。
現在の野党の状況を見ると、共産党主導で、選挙に勝つためだけを目的とした「野党統一候補」を擁立しようとする動きがある。
かつてのまともなマスコミだったら、これらの動きを、「野合」と批判したのだが、今はその気配もない。
やはり自民党が、おごることなく、将来の日本の姿を見据え、しっかり仕事をしていかなければならないと思う。
11月25日、取手市の都市計画道路3.4.3号線井野地区(上新町環状線)1.4㌔が開通し、環状線が全通した。
この日は小雨の中、開通を祝う式典。
1.4㌔に40億円以上の国費、県費、市費を投じた「高価な道路」だが、これもJR常磐線を跨ぐ跨線橋を造るために投じられたわけで、仕方ないものと思う。
費用対効果の予測も標準を上回っている。
だからこそ私たち取手市民が、この道路を大切に活用していくことが必要だ。
式典の挨拶では、このことを述べるとともに、道路開通に主体的に取り組まれた故鶴岡正彦県議の業績にも触れた。
11月10日の養豚議員懇話会総会。
私は、これまで事務局長として養豚農業振興法の立案等を行ってきたが、この日の総会で幹事長に就任。
議題は現在党本部で連日議論が行われているTPP対策。
重要5品目の中に位置づけられた豚肉は、関税措置は残されたとはいえ、その輸入関税は将来的にかなり下がることとなる。
当面、枝肉価格下落時に生産費の大宗を補てんする対策の充実などが必要になろうが、将来的には、飼料用米や食品残さなどの国内に由来する飼料に立脚した養豚農業を確立することが、国民の支持を得るために大切だ。
10月20日、探偵業法の立案者及びその逐条解説書「探偵業法」の著者として、全国調査業協同組合の教育研修会に招かれ講演を行う。
今年、北川景子さん主演の「探偵の探偵」に、私の本が映ったらしい(残念ながら私は見ていないが。)。
そのためもあってか、10年前に出版した初版本は完売(定価2千円弱)、現在中古本に1冊5万円の値段がついているというから驚きだ。
全国の探偵社は5千社強ということなので、そろそろ改訂も考えなければならないかも知れない。
9月1日は防災の日、法務省は、霞が関の中でも防災訓練に熱心だ。
実際、法務省は、本省だけでなく、検察、法務局のほかか、関連する機関として裁判所もある。
その意味はで、霞が関有数の現場官庁ということができる。
この日は、東京消防庁丸の内消防署から最新鋭のはしご車の出動を仰ぎ、上川大臣とともに試乗させていただいた。