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6月11日、私が事務局次長を務める党改革実行本部が取りまとめた党改革に関する答申を、麻生総裁に提出。総裁に答申を提出したのが武部勤・党改革実行本部長(元幹事長)。順次左に、佐田玄一郎・国会改革委員会委員長(元行革担当大臣)、村田吉隆・選挙制度改革委員長(元国家公安委員長)、山口泰明・党改革委員会委員長(副幹事長)、私。世間では今、世襲制限云々が面白おかしく取り上げられているが、私自身が公認される過程がそうであったように、客観的な選考システムを作ることこそが、大切なことと思う(コラム参照)。
6月11日の公務員違法就労プロジェクトチーム拡大会議。公務員が、税金から給料を貰いながら、公務員としての仕事をしないで労働組合活動に専従する、いわゆる「ヤミ専従」の問題は、まず社会保険庁で問題となったが、最近では、農林水産省の出先機関でも常態的に行われていた疑惑が浮上している。やはり、臭いものはもとから絶たねばだめ。この日は、「ヤミ専従」の温床と指摘されている「短期専従許可」(年間30日以内ならば簡易な手続きで組合活動に専従できる制度)の廃止などを盛り込んだ答申を了承、細田幹事長に提出した。
6月9日付讀賣新聞。ほぼ1面全体を費やし、私と民主党議員との紙上対談が掲載された。課題は児童ポルノ禁止法改正(コラム参照)。現在国会には、児童ポルノについての規制を厳しくしようという与党案と、現在児童ポルノとして規制されている児童のヌード写真等を規制対象から外した上、一部の「ひどい児童ポルノ」についてのみ、今よりも少し罰則を強化しようという民主党案が提出されている。大人は我慢してもこどもの保護を目指す我々か、こどもの保護を後退させても大人の自由勝手を許す民主党か、しっかり議論していきたい。
6月5日、私が事務局次長を務める党改革実行本部(旧政治改革本部)総会。事務局長空席のため、事実上の事務局長として進行を務める。細田幹事長出席の下、世襲制限、公認候補選定のあり方、2院制のあり方、定数削減、政治とカネの問題等、多岐に亘る課題について、金曜の午後にもかかわらず、約50人の議員が出席、20人が発言、会議は1時間半に及んだ。丹念に議論を聴いた後、この日提示された意見も踏まえ、とりまとめを行うことで、武部本部長及び拡大幹部会に対する一任を得た。でも、答申に向けこれからの作業が大変。
6月4日は、私が事務局長を務める「運動器の健康を増進させ健康寿命を延伸させる議員連盟」総会。いよいよ6月には、2009年骨太(経済財政運営の基本方針)が決定され、さらに、来年度診療報酬改定の要望が締め切られる。この日の議連では、毎年、社会保障費自然増から2200億円を抑制するこれまでの削減努力は既に限界で、確実に撤回させることで意見が一致、所要の決議を行った。翌週の政調全体会議では、尾辻議連会長(参院議員会長)とともに、私も、声を大にして発言させていただいた。
6月2日は、与党・児童ポルノ禁止法改正検討PT。日本ユニセフなどの関係者と意見交換。我々が児童ポルノ禁止法改正案を国会に提出してから1年後、ようやく「民主党案」が国会に提出されたが、民主党は、自らの案を「規制強化で前進」と自画自賛するなど、事実誤認に基づく宣伝をしている。この日は、「民主党案」なるものは、現在「児童ポルノ」として規制されている図画の相当部分を、児童ポルノとしての規制対象外とする物であることを指摘。日本ユニセフ関係者等に、各々の法律案に対する正確な理解を求めた。
庶民感覚が大切・予算委員会代表質問
TV中継された予算委員会代表質問
私は、一昨年から、茨城県のトランポリン協会の会長を務めている。この日は、地元守谷市で開催された関東ブロック大会で挨拶。トランポリン競技は、オリンピック種目にもなっており、わが国からは、メダル候補となる選手も出てきているが、競技のすそ野が広いとは言い難く、今後、クラブチームだけでなく、県レベルや市町村レベルでの取り組みも必要となってこよう。私も、ご老人も、障害者も取り組むことができるこのスポーツの普及に、一役買っていくこととなる。
5月21日の議員定数・選挙制度委員会。憲法学の権威・高見勝利上智大教授から、2院制のあり方を聴く。高見教授は、「参議院は、政局から一歩距離を置いた『紳士淑女』の府でなければならない。」と何回も力説された。司会を務めながら、1昨年4月、私が参院本会議で、「紳士淑女の府である参議院で答弁できることは光栄」と述べたら、野党からクレームがつき、議事録削除、憲法特委で釈明することとなった昔話を思い出した。今の参議院のありさまは、国造りの政策でも国民生活でもない、政局の府ということか。