![]() |
![]() |
![]() |
|
1月24日、牛久市生涯学習センターにおいて、新春時局講演会を開催、300人を超える参加者を得、会場はいっぱいになった。1月8日にテレビ中継された衆議院予算委員会質疑の裏話などを交え、特に最近、偏った報道の目に付くマスコミでは取り上げられない政治の実際の姿を語った。この日は、雪もちらつく寒さ。時間帯も、会場の都合から、午後6時開演ということで、参加された支援者の皆様には、大変なご不便を強いてしまった。だからこそ、「葉梨康弘ガンバレ」という皆様の想いを強く感じ、感動した一日だった。
1月20日、山口・自民茨城県連会長の米寿を祝う集いに、県選出国会議員はじめ各界の代表が駆けつけた。山口会長は、県議54年、県連会長20年を務め、麻生総理の盟友としても知られる。昨年11月、私は党の会議で、「11月9日、麻生総理の水戸遊説の折、『茨城の岸信介』と言われる山口武平県連会長に、『地方交付税を1兆円増やすから』とささやかれたそうだ。是非そうして欲しい。」と発言したら、大受けに受けていた。それだけ国会議員の間でも有名な存在。写真は謝辞を述べる山口武平会長。心から、長寿をお祝いしたい。
予算委員会で民主党を一喝
1月13日に平成20年度第2次補正予算案が衆議院で可決されたが、早速、翌日の14日には、国会対策正副委員長に対する各省庁からの政府提出法案説明会が開催された。国民の生活を守るための諸対策は、もとより第2次補正予算に限定されるものではない。私たちは、たとえ国会が空転しようとも、万全の準備をしていかなければならない。この日は、いわゆる「ねじれ国会」の下、どのような法律案を優先させるべきかなど、しっかりと耳を傾けた。写真は、小坂・衆議院議員運営委員長の挨拶。
1月8日の昼休み時間を利用して、私が事務局長を務める「運動器の健康を増進し健康寿命を延長する議員連盟」を開かせていただいた。「運動器」とは、足腰背骨のことで、人間の体で一番にガタがきやすいところでもある。健診を制度化すると共に、体を動かすための啓蒙も必要。私は、政治活動資金に余裕がある方ではないので、国会へも電車通勤、東京でも、移動はほとんど歩きだ。この日も、議連での司会進行を行うため、衆議院予算委員会の質問を終わりすぐに党本部に駆け足で走るなど、あわただしい一日だった。
1月8日での予算委員会の質問では、定額給付金問題についても触れた。「定額給付金」は、そもそも、低所得者に有利な「定額減税」に、減税では恩恵を受けない弱者対策として、「非納税者に対する給付」を加えた者に過ぎないことが、ほとんど理解されていない。しかも、「定額減税」だけであれば、社民党も賛成だという。およそ、「大規模な経済対策」を発動する場合、雇用対策などの財政出動に併せ、減税を実施するのは、極めて一般的なことだ。これが、総理がもらう、もらわないといった低俗な議論にすり替えられているのは、悲しむべきことだ。
1月8日の衆議院予算委員会、自民党を代表して質問に立ち、「疑惑」と報道された野田聖子消費者担当大臣とマルチ業界との関連を、野田氏に直接、かつ、厳しく問いただした。でもこれで、テレビの前の国民には、後指を指される問題でないことを理解して頂いたと思う。民主党席から、「(野田氏は疑惑隠しで)賢い」、「問題だ」などと野次が飛んだ。私は、「民主党議員に流れたお金は4千万円超、業界と質問の打ち合わせもし、講演会で商法も推進している。」「我々は身内にも厳しくやっているんだから、民主党は、自らの疑惑を、自主的に調べて明らかにせよ」と一喝。
経済危機突破に全力
小渕優子・青少年問題担当大臣に、葉梨衛県議会議長とともに、茨城県議会が採択した「青少年のインターネット利用対策に関する意見書」を提出。小渕大臣からは、「この6月の青少年インターネット法は、葉梨さんが中心となって作られたので、茨城県議会で意見書を採択するように働きかけたのですか」と聞かれたが、この意見書は、茨城県議会独自の問題意識に基づくものだ。青少年とインターネットの問題は、実態は極めて深刻なのだが、「インターネット」というと敬遠する大人も多い。もっと世論を喚起していくことが必要だ。
茨城県議会では、「衆議院議員の選挙制度を、現行の小選挙区制でなく、中選挙区制とすべき」という意見書を採択した。小選挙区制の下では、党の力が強くなりすぎ、政治家が、政治家個人としての魅力を発揮しずらくなる弊害が指摘されている。私自身も、個人的には、かつての中選挙区制の方が、わが国の伝統・文化にマッチしていたのではないかという感想を持っている。基本的には我々国会議員自身が考えるべき問題と思うが、国会議員の定数見直しの必要性も叫ばれており、その際は、選挙制度も改正も大きな検討課題だ。