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選挙戦も終盤にさしかかり、龍ヶ崎市駅での駅立ち。今年は、10月前半は暑い位だったが、選挙戦に入り、朝はめっきり寒くなった。それでも、「頑張って」の声を励みに、連日駅に立つ。
10月26日の日没後、取手市ゆめみ野での街頭演説。ゆめみ野は、TX守谷駅とJR取手駅のちょうど中間に位置する。だからこそ、その両者が良い意味で競争し、お互いの輸送力を高めていくことが肝要だ。取手市と守谷市が敵視し合う必要は全くない。なぜならば、私たちの地域の本当の競争相手は、宇都宮線沿線地域や、高崎線沿線地域であるからだ。
10月26日の守谷市の街頭の最後は、TX守谷駅頭。守谷の持続的発展のためには、TXの輸送力増強に向けた不断の努力が必要だが、TX編成の増両よりもさらに大きな課題が、現在秋葉原止まりのTXの東京駅への延伸だ。平成24年の政権復帰後、私がTX議連の事実上の責任者となり、国交省にシミュレーションをさせたところ。TX東京駅を作る場合、JRとの乗り換えに11分かかってしまうことが判明した。秋葉原でのJRへの乗り換えが8分だから、これでは乗り換え時間短縮効果がほとんどない。やはり、その先のネットワークと結び、経済効果を高めなければ、予算をとることはできない。そして、結婚相手探しが始まった。現在のところ、結ぶべきネットワークの大きな候補が、東京都中央区が構想する都心臨海新地下鉄だ。昨年9月、私は、TX議連会長として、中央区主催の決起大会に出席し、「つくば、守谷、秋葉原、東京駅、豊洲新市場、新国際展示場をしっかりと結ぶため、両者が協力して戦おう」と述べ、これからの共闘を確認した。もとより、実現のためには、今後も多くの困難、曲折があろうが、このような努力の積み重ねを、この選挙で止めることはあってはならない。
松並青葉に引き続き、守谷市イオンタウン前での街頭演説。つくばエクスプレス(TX)の便利さを原動力に順調な発展を遂げてきた守谷市だが、このまま何もしないでいれば、他のニュータウンと同様、世帯主の高齢化に加え、子ども達が独立して他の町に住んでしまえことによる人口の減少に直面せざるを得なくなる。守谷市の持続的発展のためには、TXの輸送力増強に向けた不断の努力が必要だ。私は、平成15年の初当選以来、民主党政権下で落選した3年余を除き、TX議連の中心メンバーとして活動してきた。輸送力増強のためになすべきことの第1は、TXの増両だ。現在6両編成のTXは、首都圏でも最も混雑率の高い路線の1つとなっている。私は、これを8両化すべきことを、粘り強く訴えてきた。総工費は400億円超が見込まれるが、令和元年に私がTX議連の会長に就任するのとほぼ同時に、会社側が、8両編成化の計画を発表するところまでこぎ着けた。今後は、10年と言われる工期の短縮、運賃の抑制等が課題となる。いずれにせよ。守谷の持続的な発展は、このような努力の積み重ねの上に実現される。このような営みを、絶対に止めないでいただきたいと訴える。
10月26日は、守谷市内で4箇所の街頭演説。松並青葉地区では2箇所行った。松並青葉は、守谷市でも最も新しい団地で、つくばエクスプレスの便利さを評価し、他の多くの地域から移り住んでこられた方々が多い。そのつくばエクスプレスだが、昭和61年の運輸政策審議会の答申で、つくば、守谷、秋葉原、東京を結ぶ「常磐新線」が答申されたが、当時はバブルの真っ盛り、用地買収は困難を極めた。そこで、当時自民党の国会議員だった葉梨信行初め、多くの関係者が知恵を絞って作ったのが、宅鉄法(大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法)のスキームだ。これは、宅地の区画整理により減歩した用地を、鉄道用地として供出するというもので、常磐新線以外の鉄道への適用事例はない。首都圏に60㎞超の鉄道を作るという大プロジェクトだ。そこには、多くの先人の努力の積み重ねがある。
10月26日の駅立ちはひたち野うしく駅。この駅は、昭和60年開催の科学万博にあわせて造られた万博中央駅(臨時駅)の跡地に、平成10年に開業した。周辺は、都市機構により、優良な住宅地として整備され、牛久市の人口増の原動力となっている。この地域発展の鍵はJRとつくばエクスプレス双方の輸送力の増強だ。私は、つくばエクスプレスの議連会長として、この、良い意味での競争を促してきたし、今後も、促していく考えだ。
10月25日の駅立ちはJR荒川沖駅。取手市内の自宅を5時半に出発し、6時10分頃から駅頭に立つ。この日は、長女と三女の娘2人も参加。お手伝いをしていただいた皆様によれば、いつもの駅立ちよりも、私の表情が、いつもより柔和になっていたらしい。
10月24日、日没後の守谷市内での街頭演説。現在、守谷市は順調に発展しているように見えるが、その礎となったのが、つくばエクスプレスの開業と下水道等の都市基盤整備だ。まだ守谷町で、TXも未開業だった時代、当時の大和田町長や会田町長が、都市基盤の整備に尽くした先見の明に敬意を表するとともに、これからの守谷の発展のためにも、国と県、さして市との連携関係をより強固なものとしていくことが必要と訴える。
牛久に続き藤代で街頭。人口減少社会の中で、東京郊外の古いベッドタウンは、もっと大きな問題を抱えている。昭和50年代、夫婦と子ども3人で購入したマイホームは、車社会以前で区画が狭かったため、子どもが独立したときに2世帯住宅とすることはできず、老夫婦だけの世帯となり、やがて空家となり、誰が所有者かも分からなくなる。このようなt、管理者のない空家を再生しなければ、私たちの地域の再生はない。その近道は、隣地所有者に隣の空家を活用してもらうことだ。そうすれば2世帯住宅もできる。この日は、私が4年前に法務省内の研究会を立ち上げ、ようやく本年、隣地所有者が裁判所に申し立てれば、空家や空き地の管理人となる民法改正に至ったことを報告。でもこれは第一歩、まだまだやらなければならないことは多い。
10月24日、牛久市での街頭演説。牛久市はこれまで、東京のベッドタウンとして発展してきた。「ひたちの牛久」駅も、昭和60年の万博中央駅をもとにしたものだ。後述する高齢化の進む旧来の団地に対する対策のほかに、やはり、新たに人を呼び込むため、牛久をもっと東京に近くする戦略が必要だ。その意味で、平成16年の国会質問で後押しした「JR上野東京ライン」の輸送力増強が大切だが、そのためにも、身近な競争相手であるつくばエクスプレスにも頑張ってもらい、双方がいい意味での競争を行い、殿様商売にならないようにしていくことが肝要だ。この日は、TX議連会長として、TXの8両化計画を推進することで、JRにもさらなる利便性の向上を図り得ることを強調した。