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9月16日、水戸市内で、主に会社経営者を対象に、「復興の遅れは何故か~『政権担当能力なき政権』の犯罪」と題して講演。予算編成の遅れ、予算執行の遅れ、復興方針のぶれ、いかにもちぐはぐで、これは、菅直人氏個人と言うよりも、民主党の体質的な問題だ。自民党は、民主党の体質の問題点を明らかにした上で、民主党にはできない復興策を提案し、実現させることにより、日本の国の立て直しに協力すべきと主張。その上で、自民党は、「ナロードニキ(人民の中へ)」を合い言葉に、本格復興を担う国民政党に脱皮すべきと述べる。
強力な復興のため国民の信認を得よと訴える
9月11日は、東日本大震災の発災からちょうど半年。でも、復興は進んでいない。震災後の補正予算も、小出しでタイミングも遅い。その責任者が財務大臣だった野田新首相というわけだが、しっかり反省してもらい、前日報道された7~8兆円などという中途半端な規模ではなく、もっと大規模な補正予算を編成すべきと訴える。そして、補正予算で当面の復興に一定のメドをつけた後は、衆参ねじれの中、政治的駆け引きに時間を費やすよりも、「国民の信頼を得た強い政権」に復興をゆだねるべく、国民の信を問うべきと訴える。
9月3日、地元稲敷市で東日本トランポリン選手権大会を開催、茨城県協会の会長として、東日本各地から参集した選手の皆さんに歓迎のあいさつ。「落下しても、元の位置よりもより高く跳ね上がるトランポリン競技は、震災復興のあり方を良い意味で象徴している。その裾野を広げていきたいものだ。そして、震災により施設等も被災し、開催も危ぶまれたが、競技ができることの喜びをかみしめ、是非良い大会にしていただきたい。」などと述べる。
街頭で震災対応予算措置の酷さを訴える
東京の会議から帰り、8月30日午後は選挙区で街頭演説。新総理には、遅れている3次補正予算(復興対策)の編成を早期に行うよう要望。ただ、菅内閣が退陣した主な理由は、①復興予算の余りのスピード感のなさと②円高・株安をもたらした経済無策だった。そして、菅内閣における主管大臣は、財務大臣の野田氏だったはずだ。野田新総理には、マニフェストが絵に描いた餅だったことを国民に率直に説明するとともに、財務大臣時代の自ら「実績」を反省してもらうことが必要だ。表紙を換えただけでは何も変わらない。
8月30日の党本部、久しぶりに、前・元議員や新人候補も加えた全体会議。ちょうど2年前の今日、私も含めた多くの同僚が総選挙で苦杯をなめ、その2年後に当たる本日、民主党政権になって3人目の総理大臣が誕生する。マニフェストも反故にし、表紙をくるくる換える民主党政権には、もはや政権としての正統性がない。一刻も早く国民の信を問うことが必要だ。谷垣総裁も、3次補正予算を成立させ、震災復興政策に一定のメドがついたら、解散総選挙を強く求めることを明言。民主党政権の延命は、復興の足かせともなりかねないからだ。
8月27・28日の土日は、各地でこの夏最後の夏祭り。ここ大日苑でもミニ夏祭り。稲敷市江戸崎にある大日苑(旧植竹庄兵衛邸)は、昭和初期の和洋折衷建築で、国の有形文化財にも登録されており、NPO法人大日苑保存会の方々が手弁当で管理している。保存会のドリスさんや野口さんのお誘いで、楽しませていただく。大日苑の保存・活用については、従前からご相談に預かっているが、地元の誇るべき文化遺産であり、今後もできるだけ力になっていきたい。rn
今年の夏も暑かった。梅雨明けからお盆にかけては、夏祭り、新盆のお参り等々、車での挨拶回りを主体とした活動を行ってきた。ようやく秋風も吹くようになり(もっとも最高気温は30度に達したが)、この日から一軒一軒地域を歩き、市民と対話する活動を再開。永田町では、民主党の代表選挙が始まったが、こうした対話の中で、多くの国民が、数合わせの露骨な権力闘争にしらけた感想を抱いていることを実感する。今日も、「政治家の方はもっとまじめにやって欲しい」との声を聞く。このような声を肝に銘じ、地道な活動に徹していきたい。
地元の会合でも、原発・放射能の問題は良く話題に上る