![]() |
![]() |
![]() |
|
11月10日の大安吉日は、(社)県鳶土木工業会の設立50周年記念式典が水戸で開催される。最近政治の世界では、余りに格好の悪い事態が続いている。内閣制度が始まって以来、ここまで日本の国の誇りを台無しにしてしまった政権はないのではないか。「日本の立て直しのためには、今一度原点に帰り、伝統や歴史を見直すことが必要。伝統技能を守る鳶職員の皆さんに、多くのことを学んでいかなければならない。」などとあいさつ。
昨年の総選挙で苦杯をなめた後、支援者の発案で、地域の皆さんとの交流をしっかりと深めるため、ゲートボール大会を開くことになった。昨年11月が第1回、そしてこの日が第2回だ。この1年、民主党政権に対する評価は、180度変わったように思うが、人様のことは人様のこと。私自身は、地域の後援者との絆をしっかりと深めるための活動を展開し、力を蓄えていきたい。この日、早朝は寒かったが、午後には暖かくなった。日本の将来も、今は不安だらけだが、この日の天候のように明るくしていきたいものだ。
11月4日夜、尖閣事件のビデオ映像がインターネット上に流出した。民主党は犯人探しに血眼のようだが、内部管理の問題は問題としても、内容的には、どこが秘密なのかよく分からない映像であり、このビデオの公開に、どうして政府は今まで及び腰だったのだろうか。いずれにせよ、政権の危機管理能力、統治能力、説明能力等々、明らかに欠如している。今の民主党政権はインチキ・マニフェストで政権を盗ったわけで、しっかりと民意を問い直すことが必要だ。
11月3日の文化の日は晴れの特異日。各地の産業祭・文化祭などを回りながら、要所要所で街頭演説。各地で、「何とかして下さい」という声を聞く。そして、最近とみに、経済だけでなく、外交面での不安の声を聞くことが多くなった。
我が茨城県では、12月12日投開票の予定で、県議会議員選挙が執行される。各陣営とも、早朝の駅立ちを開始しており、私の日常活動としての駅立ちは、県議会議員選挙が終わるまでしばらくお休みすることになる。前日、ロシアのメドべージェフ大統領が国後島を訪問。中国に続き、我が国はロシアからも軽視されつつある。日米同盟をないがしろにしたつけだ。この日「日本がなくなりつつあります。何とかしなければなりません。」と訴えながらビラを配布。
この日も雨模様で、地域での活動の予定を東京での憲法円卓会議への参加に切り替える。議題は「政治主導と憲法」。折から、「特別会計」について、民主党議員による「事業仕分け」が行われていたが、その内容を見ると、会計処理の必要から区分経理されているものについても、やみくもに「ムダ」と叫んでいるきらいがある。「政治主導」を主張するならば、もう少し勉強してからにして欲しいと思う。今、官僚機構の志気は著しく低下しつつある。
農村部でご意見を聞いて回るには自転車が欠かせない。この日は早朝駅立ちの後、バンのトランクに自転車を積んで目的地へ。今年の米価は極端に安い。本当に政府は面倒を見てくれるのかという不安が広がりつつある。そして、私の試算では、政府が用意した「戸別所得保障」の予算では、とても生産費の補償にはならない。このことを農家の方々が知るのは多分年明けになると思うが、相当な混乱が起こるはずだ。外交や経済政策だけでなく、農政も崩壊する予感がする。
10月23日の土曜日は週末恒例の街頭演説。今地元で活動していても、「日本が溶けてなくなってしまう」という悲痛な声を聞く。昨年の総選挙時、私が、「民主党はひどい」といくら言っても、正直誰も聞いてくれなかった。しかし現在、その「ひどさ」は白日の下にさらされつつある。衆議院議員の任期はあと2年半あるが、任期満了までこの「ひどい」政権が続けば、日本はなくなってしまう。12月の茨城県議会議員選挙、来年4月の統一地方選挙、あらゆる段階で民主党へのレッドカードを突きつけて頂きたいと訴える。
10月21日はあいにくの雨。地元での街頭活動ができず、上京して「憲法円卓会議」に参加。まあ「晴耕雨読」といったところか。この日は、我が国憲法が、衆参両院にほぼ同等の権限を与えているため、「ねじれ」が生じた場合に物事が進まなくなる弊害について議論。私は、政党主導の選挙制度が参院から導入されたことを指摘、これでは「政局の府」となってしまう。実際民主党は、参院の権限をフル活用して政権を盗った。例えば、「参議院議員は政党に所属してはならない」といった荒療治も検討に値するのではと発言。
10月19日は早朝駅立ちの後、農村部のお宅を一軒一軒回り、市民の皆さんのご意見を聞く。歩いて回るには移動距離が長すぎるため、折り畳み式自転車に乗り、1人で回る。民主党に対する失望の声、的確な追及ができないでいる自民党に対する失望の声、いろいろな声がある。多くの市民の目に、現職の国会議員の姿は、与野党とも、自らの地位を守ることに汲々としているように映っていることも分かる。自転車で1人で回っていると、自動車で運転してもらって回るよりも、はるかに多くのことを聞くことができることを実感する。