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はなし康弘

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2008年9月22日

麻生太郎新総裁誕生(H20.9.22)

9月22日の「自民党党大会に代わる両院議員総会」、麻生太郎衆議院議員が他候補を圧倒、2位の与謝野馨候補の5倍強、351票を得て、第23代自由民主党総裁に選出された。世間には、「自民党は賞味期限切れ」などと言われる方もいるが、賞味期限切れの「古い自民党」は、5年間の小泉改革により、とっくにぶっ壊れてしまっている。私たちは、新総裁とともに、鮮度の良い「新しい自民党」を創っていく。そして、古い自民党・社会党の体質を引きずった今の小沢民主党と対決しなければならない。写真は、投票を終えた麻生候補。

2008年9月20日

汚染米事件現地調査~「ヤル気のない行政」・「霞ヶ関55年体制」打破の必要性を痛感

実重・九州農政局長(左)に厳しく要請

総裁戦の最中の9月18日、私は、与党調査団(6名)の一員として、「三笠フーズ」(大阪市)による汚染米事件の舞台となった同社九州工場(福岡県)での現地調査・事情聴取を行ってきた。
前日の9月17日に、農業基本政策委員会の主査に内定していることもあり、急きょ指名されての調査となったが、当日は、朝6時11分取手発の常磐線で上京、8時5分羽田発で福岡へ、現地で1時間強の事情聴取、午後3時前には羽田着、午後4時に党本部で、結果を保利政調会長に報告というハードスケジュールだった。
この問題、明らかに、業者は途方もなく悪質だ。
カビや水漏れで食用不適とされ工業用に回されたコメや、輸入時に基準値以上の農薬が検出され工業用の用途限定で通関したコメ、これらが、事故米とも、汚染米ともいわれる。
三笠フーズは、汚染米を㌔5~10円で落札、納品書を偽造し、工業用糊の原料として販売したことを装っていたが、実は、酒造用米として㌔70~90円、菓子などの加工用業務米として㌔200~300円で転売していた。
言語道断のモラル以前の問題だが、実は、監督する側の行政は、徹底的にナメられていた。(「ヤル気の無さ」を露呈した「抜き打ち調査」)
既に報道されているように、福岡農政事務所は、三笠フーズ九州工場に対し、この5年間で96回に及ぶ立ち入り調査を実施していた。
ただ、調査といっても、立ち入り調査の実施は事前に連絡され、係員2人が、キレイに偽造された帳簿を形式的に確認するもので、「まあ、半日くらいかけてお茶でも飲んでいただけなのかな」と思われるような内容だ。

2008年9月18日

与党・汚染米現地調査チーム(2)(H20.9.18)

約10分間で倉庫等を調査した後、三笠フーズ九州工場の宮崎元工場長ら(写真右手前)から事情を聞く。彼らは「計画犯」、バレてしまったから「申し訳ない」と言うが、本心では悪いと思っていない印象。彼らは、国民をだまし、行政をなめてきた。ただ、行政も、「見逃した」責任を問われるのを恐れてか、なめられきって怒らねばならないのに、相当及び腰の印象。「抜き打ち検査」を1回したというが、三笠フーズ元工場長の弁によれば、「(偽造)帳簿・在庫を調べただけで、事故米横流しがバレたとは思わなかった」とのこと。私たちは、末端のダラダラ行政も含め、しっかり改革していかなければならない。

2008年9月18日

与党・汚染米現地調査チーム(1)(H20.9.18)

今、三笠フーズ九州工場による事故米・汚染米の、主食用、加工用米への横流しが、大きな社会問題となっている。そもそも、農水省(農政事務所)は、問題を長年にわたって見逃してきたわけで、行政だけに善後策を委ねるわけにはいかない。党としても現地を視察・問題の所在を明らかにする必要があり、9月17日に急きょ調査団を編成(地元福岡選出議員2名、農林関係議員2名)、私に「行ってくれ」ということになった。写真は、未流通の事故米の保管現場。これが洗浄され、他のコメとブレンドされ、袋詰めされて横流しされていた。

2008年9月15日

元気な「敬老会」を(H20.9.15)

9月15日の敬老の日、各地区で敬老会が開催される。最近、マスコミで、「少子高齢化の急速な進展」、「高齢者を支える現役世代の減少」などといった記事が踊るたびに、高齢者の先輩方の居心地が悪くなっているのではと心配している。だから私は、本年の敬老会で、「皆様には元気で長生きすることに是非集中して頂きたい。」「私たち政治に携わる者は、皆様が長生きして良かったと思える社会を創るよう全力を尽します。」と挨拶して回った。「活力ある高齢化社会」を実現することは、実は、日本復活のカギだからだ。

2008年9月13日

外来植物ミズヒマワリ繁茂の現場へ(H20.9.13)

9月13日の午後は、小林・葉梨・細谷・中山県議らとともに、この数年で、新利根川全体に繁茂してしまったミズヒマワリ(外来植物)を視察。観賞用に輸入された植物が川に投棄されたのが始まりらしいが、繁殖力が強く、農業排水に侵入したり、排水機場の機械にからまったり、治水・農業の両面で問題が大きく、早急な駆除が必要だ。この日は、上流から河口まだ、実態を視察し、その繁茂状況をカメラに収めた。新利根川・霞ヶ浦は国管理の河川であり、週明け早々に、国土交通省・農水省に、対策を要請することとした。

2008年9月11日

コメ農家の安心確保に全力(H20.9.11)

9月11日の農業基本政策委員会(西川公也委員長)。平成20年産米の農家への仮払い金が、全国的に12000~14000円に設定されたとの報告があった。これは、同委員会における私の発言(8月4日、写真は日本農業新聞記事)を踏まえたもの。ただ、米価安定のためには、政治としての不断の努力が必要で、この日も、党としての決議の必要性や豊作貧乏に陥らないための対策を提言。さらに12日、西川委員長から、農業基本政策委員会主査への就任要請があった。今後私は、自給率向上対策・コメ政策の中枢を担うことになる。

2008年9月7日

国民・地方が共感できる経済対策を~政調全体会議・総務部会で持論を展開

地方6団体代表を前に国民・地方重視を力説

9月1日、福田総理の突然の辞意表明を受け、政局は、にわかにあわただしくなってきた。
私自身、先のコラムでも述べた通り、8月下旬に、国会対策副委員長をお引き受けし、私なりに、この臨時国会の運営について策を巡らせていただけに、今回の辞任表明には、正直、「もう少し頑張って頂きたかった」という残念な思いはある。
総裁選についての見解は、又のコラムで書くとして、今日は、総裁選挙でも争点となるであろう総合経済対策や景気対策の在り方について、私が、現在、どのような主張をし、実現に移そうとしているかということを書いてみたい。
今、正直いって、油も高い、生活必需品の物価も高い、でも給料は上がらない、多くの国民が、将来に対する不安を抱えている。
もとより、その直接の理由は、わが国ではなく、米国のサブプライムローン問題に端を発した海外ファンドの原油先物・穀物先物市場への投機にあるのだが、原油・穀物価格高騰の悪影響は、資源のないわが国が被り、国民生活には不安が募る。
だから今、緊急経済対策の議論が行われているわけだが、私は、その中で、国民・地方の共感をどのように得ていくかという点が、重要なポイントと考えている。(痛みの共有が必要~国会議員・国家公務員の緊急給与カットを)

2008年9月3日

私たちの年金を守るために(H20.9.3)

9月3日、私が座長を務める社会保険庁ヤミ専従問題対策プロジェクトチームを開催。社会保険庁から、処分状況の報告等を受ける。案の定というか。社会保険庁は、あからさまに身内に甘い。仕事もしていない職員に対し、税金から給与を支払っていたり、給与記録を偽造していた人達が、今でも社会保険事務局の幹部に居座っているからだ。彼らにとっては、自民党が総裁選でそれどころでなければ、まあもっけの幸いかも知れないが、私はそんなことはさせない。この日、毎週会議を開き、ダメ役人には確実にお引き取り願うことを宣言。

2008年9月3日

国民・地方が共感できる経済対策を(H20.9.3)

福田総理は、突然の辞任を表明したが、国民にとって、原油・穀物・資材の高騰に対処するための経済対策は待ったなしだ。ただ、この対策は、国民や地方の共感を得るものでなければならない。だからこそ私は、国会議員・国家公務員の給与をカットして国民と痛みを分かち合うと共に、経済対策における地方への財政支援を主張してきた。後者については、この日、何とか260億円の地方交付税増額を確保することが出来た。写真は、8月28日、総務部会において、地方6団体に対し、中間経過を報告する葉梨康弘(地方財政・公務員給与担当の総務部会長代理)。