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パン・ギムン(潘基文)外交通商部長官(外相)との会談。写真右、横顔で話ているのがパン外相。外相は、わが国の拉致問題への取り組み、「対話と圧力」政策を理解するとしつつ、「韓国が、北朝鮮に対し太陽政策をとることは、結果として、日米の政策を『補完』することになる」と発言、韓国による北朝鮮支援に理解を求めた。ただ、無制限な北朝鮮支援はやはり問題と思う。そこで、私が、「今、国際社会が北朝鮮の人権問題に厳しい目を向け、積極的な取り組みを行おうとしている。韓国も、このような国際社会の取り組みに協力して欲しい」と発言、外相も、「了解した」と応じた。
最大野党のハンナラ党は、太陽政策を掲げる政権党・ウリ党と対照的に、北朝鮮の人権・核問題について、より厳しい対応をとることを主張している。写真は、ハンナラ党のウォン(元喜龍)最高委員(写真左)との会談の模様。この日は、このほか、パク・チン、ソン・ヨンソン議員らとも会談。それぞれ、わが国の北朝鮮人権法のねらいを説明した。
衆院・拉致対策特委は、6月12日、北朝鮮人権法案を可決。その直後、私は、逢沢一郎幹事長代理を団長とする4人のミッションの一員として韓国に飛ぶ。翌日早朝から、韓国の国会議員及び政府要人に、北朝鮮人権法の内容とねらいを説明、拉致問題の解決のため、日韓の協力関係を深めるためだ。写真は、政権党であるウリ党幹部の、文喜相(ムン・ヒサン)韓日議連会長との会談の模様。現在、日韓の間には、領土問題などの懸案があるが、「拉致問題の解決のため、日韓の議員が相談・討論の機会を持つことは有意義」との認識で一致。
北朝鮮人権法提出時の記者会見
本会議場での答弁の模様
6月6日の総務委員会では、中谷委員長に代わって委員長席に座り、委員長代理として、約1時間ほど議事を整理。単に発言者を指名するだけでなく、例えば、通告外の質問については、誰に対する質問かを明らかにしたり、事務的質問については、政府参考人(局長)答弁で良いかどうかを確認するなど、意外と細かな配慮が必要だ。写真は、委員長席の葉梨康弘と、答弁する竹中総務大臣。
毎年6月第1日曜に行われる自民党青年局の全国一斉街頭活動でマイクを握る(つくば市)。今年のテーマは「次世代に引き継ぐ安全・安心」。住居の安全・食の安全・拉致被害者の安全確保のための私たちの取り組みを報告する。ただ、耐震偽装の再発防止策の策定や、北朝鮮人権法案の取り扱いを巡り、最近の民主党、ちょっと党利党略が過ぎるような気がする。特に、未だ審議入りのメドが立たない北朝鮮人権法案については、「与党に手柄を立てさせない」式の発想はやめて、早く審議に応じて欲しいものだ。
葉梨康弘の発言に答える安倍官房長官
自民党本部から、6月1日の本会議答弁の模様を撮った写真が送られてきた。演壇で質問ているのが、甘利明・自民党政調会長代理(元労相)。雛壇の閣僚席が提出者で、その左端が私。与党提出の議員立法案について、本会議で質疑が行われることはほとんどなく、こういう形で閣僚席に座ることができるのは、与党の中でも、恐らく何十年かにいっぺんの経験だ。
6月1日の衆院本会議。戦後初めて、国会で、憲法改正に関する議論が行われた歴史的な日だ。私は、4時間に及んだ長丁場の本会議では、与党提出法案の提出者の1人として閣僚席に座り、答弁に立った。今後いろいろな紆余曲折があろうが、粘り強く、法案成立のための努力をしていくことが、国会議員に課せられた使命ではないかと思う。