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はなし康弘

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2008年1月18日

インド洋給油新法・衆議院の再可決で成立~首の皮一枚つながった日本への信頼

賛成票を投じる葉梨康弘

1月11日の衆議院本会議。
この日の午前中に参議院本会議で否決された、いわゆる「インド洋給油新法」が、自・公の与党のほか、何人かの無所属議員の賛成により、出席議員の3分の2の賛成を得て衆議院で再可決、成立した。
衆参両院の議決が異なる法律案について、憲法第59条第2項の規定により、衆議院が優越権を行使したのは、実に57年振りのことだ。
ただ、我が国が、「テロとの戦い」から離脱する期間が少しでも長引くと、後でも述べるように、国際社会が日本という国に寄せる信頼を大きく損ないかねない。
その意味で、私は、11日の再可決は、やむを得なかったと思うし、日本が、自国民の命を守ることができる国であることを、滑り込みセーフで、世界に示すことができたと考えている。まず、イラクへの復興支援協力と、アフガニスタン関連の給油活動への参加が、テレビなどで、「いずれもアメリカへのお付き合い」などと、ごっちゃにされてとりあげられることがあるが、これは、明白かつ重大な誤解だ。
すなわち、当時のイラクの大統領、サダム・フセインは、確かに大変な独裁者であったが、1人の日本人も殺害していない。
しかしながら、タリバン・アルカイダは、明らかに、日本国民を狙った大量殺害行為を敢行した。

2008年1月15日

臨時国会閉幕(H20.1.15)

1月15日、第168回臨時国会が閉会した。安倍総理の突然の退陣、総裁選挙を経ての福田内閣の発足、民主党小沢代表の突然の辞意表明など、まあ盛りだくさんの国会だった。国会対策副委員長として、いわゆるねじれ国会手の中で、確かに鬱陶しい思いもしたが、大変勉強にもなった。通常国会は1月18日から。最重要課題の道路特定財源問題は私の担当。心していこう。写真は、臨時国会閉会後、国会対策委員会室を訪れた福田総理と。

2008年1月11日

給油新法成立(H20.1.11)

平成20年1月11日、インド洋での給油新法が、衆議院での3分の2以上の賛成で再可決、成立。やむを得ない手法だと思う。このことはコラムでも書くが、私達は、2001年9月11日のタリバン・アルカイダによる国家テロにより、24人の日本人が殺害されたという事実を、決して忘れてはならない。例えば、自国民が殺されたフランスは、イラク戦争には反対しながら、アフガン作戦には積極的に参加している。国家の基本的な使命は、国民の命と誇りを守ることだ。今回は日本も、国家として、まあ首の皮一枚つながった。写真は再可決に賛成票を投じる葉梨康弘。

2008年1月10日

原油高について語る(H20.1.10)

1月10日の水戸市での新年会。いわゆる道路特定財源と、原油高の問題について語る。私は、予算委・国土交通委担当の国会対策副委員長で、まさにこの問題の渦中にいる。一部の方は、「道路はムダ」といわれるが、実際のところは、特に地方の生活道路整備のため、今では「特定財源」でも足りず、一般財源を喰っているのが実情だ。また、日本のガソリン税が世界的に高いというのは全くのウソ、実際は、諸外国に比べかなり低い。しかし、そうは言っても困っている方がいるのは事実。例えば、価格転嫁ができないでいる運送業界や社会的弱者に対しては、やはり思い切った手当が必要だと思う。

2008年1月6日

誓いを新たに(H20.1.6)

1月6日の消防出初。私も、朝6時半に消防小屋に集合、7時にサイレンを鳴らし、取手・利根河川敷に。この日は昼間は暖かくなったが、朝方は、天気の良さ故の放射冷却現象で、この冬一番の冷え込み。広大な河川敷に、一面霜の降りる中、朝日をあびつつ、我が第6分団の集合写真。お隣の分団の方に撮ってもらった。良い町をつくるために、良い県をつくるために、そして、良い国をつくるために、平成20年新春の誓いを新たにした瞬間だ。

2008年1月1日

信頼と安心と希望を確立する年に~具体的仕事を1歩1歩進めることが大切

平成20年の年頭に当たって

平成20年の新春、明けましておめでとうございます。
昨年は、参院選挙における与党の大敗、安倍前総理の突然の退陣、福田内閣の成立など、まさに激動の1年でした。
昨年8月、自民党国会対策副委員長に就任した私は、めまぐるしく動く政局の渦中に身を置き、まさに緊張の連続でしたが、その緊張感は、多分今年も続くことになるでしょう。
特に、今年の通常国会には、国民生活に密着した予算案や、税制関連の法律案が上程されます。
私は、予算委員会、国土交通委員会及び憲法審査会担当の国会対策副委員長として、その予算案本体や、ガソリン税・軽油引取税などの税制に関する国会対策に当たることになります。
予算案などが、党利党略や政争の具とされ、国民生活が置いてきぼりを喰うことがないよう、細心の注意と丁寧な説明が求められます。

2007年12月28日

国民に信頼される公務員制度を作らなければ~福田総理に緊急提言

公務員制度改革で福田総理に緊急提言

12月21日の内閣総理大臣官邸。
私は、「公務員制度改革を断行する若手議員の会」を代表し、石田真敏、宮澤洋一衆議院議員とともに、福田康夫総理に対し緊急提言を行い、我々の公務員制度改革にかける熱い思いを伝えた。
公務員制度に対する国民の信頼は、今、大きく揺らいでいる。
かつて、我が国の近代化をリードした「官僚たち」は、ときに、「官尊民卑が鼻につく」と言われたりもした。
しかし、そうはいっても、「私利私欲がなく、かつ、とんでもなく優秀で、国家国民のことを真剣に想う」からこそ、ちょっと「いやな奴」だが、「彼らに任せれば」という安心感があり、ある意味で、尊敬される存在でもあった。
それが今はどうだろうか。

2007年12月28日

初心忘るべからず(H19.12.28)

平成19年も残すところあと3日。12月28日は、取手市消防団第6分団の団員として、4名の仲間とともに、今年最後の夜回り(火の用心)。写真は、第6分団の誇るノーエアコンの消防自動車と葉梨康弘。私は、官僚を辞した後地元消防団員となったが、8年目を迎える消防団活動の中で、国づくりの基礎は、何か人のためになりたいという、市井の人たちの精神の集積だということを、実感として学んできた。だからこそ、(忙しくて申し訳ないと思いつつも)公務の空いた時間には、極力、実地の消防団活動に参加することとしている。

2007年12月21日

福田総理に緊急提言(H19.12.21)

12月21日、福田総理に、「公務員給与改革を断行する若手議員の会」から緊急提言。「安心と希望」の国を作るためには、政治・行政への国民の信頼の回復が不可欠で、そのためにも、公務の「やりがい」と「厳しさ」を確保が必要だ。省庁縦割りに守られた特権的官僚(悪い意味での「天皇」)を作らないためにも、内閣が各省庁のエースの人事権を持ったり、汚職公務員等には私財で税金のムダ遣いを賠償させる制度の提案に、総理も、「非常に興味深い。具体的検討を進めて欲しい。」と上機嫌だった。

2007年12月21日

議連で公務員制度改革の緊急提言を了承(H19.12.21)

12月12日の「公務員制度改革を断行する若手議員の会」の後、私は、提言案の執筆を始めたが、別の仕事も忙しく、総理の時間が空くのは多分来年だろうとたかをくくり、ちょっとのんびりしていた。ところが、12月20日になり、21日に15分、福田総理の日程がとれたとのこと。そこで、20日は徹夜で提言案を仕上げ、21日に緊急の議連の会議を招集。提言案についての了承を得た。提言を紙に落とすのに要した時間は短かったが、提言の内容自体は、十分な調査研究を行い、綿密に暖めてきたもので、自身の持てるものだ。