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地元JAで風評被害対策の問題点を指摘
地元県議らと農地の被害を視察
4月30日、東日本大震災後、復興のためには政治的な争いは避けるべきとの思いから自粛してきた街頭演説を再開。無責任・無計画・無戦略のくせに、思いつきとパフォーマンスでことを進めようという「無能有為」の菅民主党は、2次・3次の震災被害(「菅製災害」)を生み出している。原発問題が落ち着くまで解散・総選挙はできないとしても、国民の声を草の根から盛り上げ、菅民主党の一刻も早い退場を実現することが、今、震災復興のために不可欠だ。こうした見地から、連休後、街頭活動を本格的に再開する。
4月27日、地元JA総代会に来賓として出席。福島の原発事故で、「暫定規制値」が慌てて設けられ、福島・茨城産の農産品が売れなくなる「風評被害」が拡大している。ただ、今回の政府の対応は、12年前の東海村でのJCO臨界事故の教訓を全く無視し、まさに思いつきと場当たりとしか思えない。これでは、菅民主党政権が自ら意図的に風評被害を拡大しているようなものだ。この日は、菅民主党政権の対応に対する怒りを語る。マスコミで、菅直人氏が、「歩く風評被害」と称されるのもなるほどと思う。
3月31日、茨城3区内選出の自民県議団とともに、地元での被災地を視察。私の選挙区でも、特に稲敷市の南部を中心に、地盤の液状化、地盤沈下が発生、多くの世帯が全半壊の損傷を受けたほか、農地への被害も大きく、また、堤防も破損が目立った。今回の震災では、東北の被害の大きさがクローズアップされているが、実は農地への被害は茨城県が最大だ。私も、落選中ではあるが、あらゆるルートを通じて国に掛け合い、さらに、自民党県議団とともに必要な申し入れを行った。
茨城の県南地区では、水田の被害も深刻だ。写真は、液状化現象により砂が吹き出し、波を打つ田んぼ(稲敷市)。基盤整備をし直しても、2~3年は耕作できないかもしれない。また、この地域は農業用水のパイプラインが壊滅。その復旧のめどが立たなければ、この地域の水田の大部分が耕作不能に陥る恐れがある。これでは、農家が奮起して働いて、被災地の方においしいお米を食べてもらおうにもかなわない。早速、被害状況のレポートを私からも農水省の担当に送ることにした。
3月11日、東日本を、未曾有の大地震が襲った。私の住む取手市も震度6弱。挨拶回りの途中だったが、大きなゆれに、何か日本が壊れてしまうような、大きな不安を感じた。そして、被害状況が明らかになるにつれ、惨状は想像を絶する。心からお見舞いを申し上げたい。私の選挙区である茨城県南は、茨城県北や沿岸部、東北沿岸部と比べれば人的被害こそ少なかったものの、道路・農地・水路等のインフラへの被害はかなり大きかった。この日、ようやく20㍑のガソリンが給油できたため、選挙区内被災地のお見舞い・視察へ。写真は、地割れ等で通行不能になった県道(稲敷市)。
今年の3月はことのほか寒い。この日は早朝から守谷駅で駅立ち。前原外相(当時)が違法献金問題で辞任したが、今や民主党政権は、政権にしがみつくのに精一杯のありさまだ。一刻も早い日本の立て直しのためには、国民1人1人に、今の政治の惨状を理解していただくことが大切だ。この日も、かなりの方から、「ガンバレ」と声をかけられる。
この日は、稲敷市江戸崎の大宿公民館の竣工式。大宿の皆さんには、一昨年の落選後お詫びの挨拶回りをしたときも、「あなたが国政をリードできないのは惜しい」「次はガンバレ」と励ましていただいた。今、国の政治も、口先だけの人たちが、自分のためだけに露骨なしがみつきに精を出している。まさに醜悪だ。この公民館の竣工を機に、お隣、他人を大切にする地域を造り、自分のことよりも国民を大切にするまともな日本を造っていきたい。でもそのことを教えていただいたのは、大宿の皆さんはじめ地域の方々だ。ありがとうございました。
3月に入り、梅の花も大分咲いてきた。永田町の方もいろいろかまびすしいが、私には、地域を回り、皆様の意見を聴いて回るほかすべはない。再び日本立て直しのために立ち上がらなければ。この日も、「民主党がひどいのは分かったけど、自民党も相手の足を引っ張るだけで、何とかならないの。」といった声を多く聴く。「私のように、落選してゼロから出発する者が、必ずや新しい目線で日本を立て直しをしていきますよ。」と応え、ともどもに日本立て直しを誓う。今、国民の政治不信は尋常ではない。