森友学園が購入した土地は本当に安かったか(H29.4.1)

2017-4-1

 

3月23日に私が証人喚問で使用したパネルに、少し解説を加筆したものをアップする。
森友学園の土地は、学園側も、真正にゴミを除却すれば、8億円程度はかかると認識していた節もあるが、周辺の国有地売却例に比べ、特に安いとは考えられない。
給食センターのゴミの除却費用は、今後負担についての協議が行われる。
公園については、14億円の交付金(持参金?)が国から支払われた上、今後ゴミの除却が必要になった場合の費用は、国に請求可能だ。
森友学園は、ゴミの一部しか除却しないで開校できていれば、そのときは一見得をしたように見えるかも知れないが(ゴミの上で学ぶ子供たちこそ被害者なのだが。)、今後、ゴミの除却が不十分な場合の各種被害(子供たちの健康被害など)への対応や追加的な除却が必要になった場合の費用負担等の責任を全て負うこととなる。
果たしてこのような売買が、買い主にとって有利と言えるだろうか。