本田牧場(九州畜産・酪農調査1)(H19.2.12)

2007-2-12

 

2月12日は休日だったが、国会日程の関係で九州の畜産・酪農現場を視察。熊本県菊池市の本田酪農牧場は、2期作の飼料畑9haと、自家耕作の飼料基盤を充実させたことが、輸入飼料の高騰に負けない力強い経営体質を作っている。ところで、昨今、殆どの酪農家が、収入確保等のため、雌の乳用牛に和牛の精子を人工授精するなどして生まれた子を、肉用牛として出荷している。ただ、本田さんは、頑固に乳用牛の繁殖・育成にこだわっている。こういった酪農家の存在が、乳用牛の生産基盤の維持に大きく貢献している。