せき柱除去工程(九州畜産・酪農調査3)(H18.2.27)

2006-2-27

 

27日午前は、知覧町の「(株)JA食肉かごしま」の南薩摩工場(と畜場)を調査。写真は、米国産牛輸入停止でも問題となった、危険部位である「せき柱」除去室。1頭20㎏といわれるせき柱(背骨)の除去は、肉牛解体の過程で手作業で衛生的に行わなければならない手間のかかる工程で、ライン設置には設備投資が必要だ。その意味で、国会で議論になった質問趣意書問題だが、私は、「ラインを設置する前の事前調査」は実はほとんど意味がなく、この視察でも、当時の政府の判断は正しかったという印象を持った。