総務部会に「地域社会の担い手育成PT」を立ち上げ(H29.6.21)

2017-6-22

 

 6月21日、総務部会の中に、「地域社会の担い手育成プロジェクトチーム」を立ち上げ、私が座長に就任した。今、地方では、東京一極集中だけでなく、県庁所在地への一極集中が顕著になている。農山村では、地場で働く方が払底し、自治会、消防団など地域社会の担い手の供給源が先細り状況にある。ただ、全く仕事がないというわけではないが、なかなか昔のようには食べていけない。すなわち、米価の下落(20年で半値)や郊外の大型店舗の進出などで、20年前は月収30万円稼げた農家や個人商店が、月収10万円位しか稼げなくなってしまっている。これを、ワークシェアリングの考え方で、3軒を束ねて、30万円位稼げるようなビジネスモデルを作り、その職員を例えば派遣会社に所属させ、社会保険もつけてやることができないか。そんな構想を、私は、細田博之総務会長(私の向かって右)と温めてきた。この構想では、ワークシェアリングと社会保険がキーワードになる。この日は、プロジェクトチーム設置の了承を得、第1回会合の皮切りに、農山村制作の第一人者、明治大学の小田切徳美教授からお話を伺った。