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東京の会議から帰り、8月30日午後は選挙区で街頭演説。新総理には、遅れている3次補正予算(復興対策)の編成を早期に行うよう要望。ただ、菅内閣が退陣した主な理由は、①復興予算の余りのスピード感のなさと②円高・株安をもたらした経済無策だった。そして、菅内閣における主管大臣は、財務大臣の野田氏だったはずだ。野田新総理には、マニフェストが絵に描いた餅だったことを国民に率直に説明するとともに、財務大臣時代の自ら「実績」を反省してもらうことが必要だ。表紙を換えただけでは何も変わらない。
8月30日の党本部、久しぶりに、前・元議員や新人候補も加えた全体会議。ちょうど2年前の今日、私も含めた多くの同僚が総選挙で苦杯をなめ、その2年後に当たる本日、民主党政権になって3人目の総理大臣が誕生する。マニフェストも反故にし、表紙をくるくる換える民主党政権には、もはや政権としての正統性がない。一刻も早く国民の信を問うことが必要だ。谷垣総裁も、3次補正予算を成立させ、震災復興政策に一定のメドがついたら、解散総選挙を強く求めることを明言。民主党政権の延命は、復興の足かせともなりかねないからだ。
8月27・28日の土日は、各地でこの夏最後の夏祭り。ここ大日苑でもミニ夏祭り。稲敷市江戸崎にある大日苑(旧植竹庄兵衛邸)は、昭和初期の和洋折衷建築で、国の有形文化財にも登録されており、NPO法人大日苑保存会の方々が手弁当で管理している。保存会のドリスさんや野口さんのお誘いで、楽しませていただく。大日苑の保存・活用については、従前からご相談に預かっているが、地元の誇るべき文化遺産であり、今後もできるだけ力になっていきたい。rn
今年の夏も暑かった。梅雨明けからお盆にかけては、夏祭り、新盆のお参り等々、車での挨拶回りを主体とした活動を行ってきた。ようやく秋風も吹くようになり(もっとも最高気温は30度に達したが)、この日から一軒一軒地域を歩き、市民と対話する活動を再開。永田町では、民主党の代表選挙が始まったが、こうした対話の中で、多くの国民が、数合わせの露骨な権力闘争にしらけた感想を抱いていることを実感する。今日も、「政治家の方はもっとまじめにやって欲しい」との声を聞く。このような声を肝に銘じ、地道な活動に徹していきたい。
地元の会合でも、原発・放射能の問題は良く話題に上る
原発・食品いろいろな会話を糧にしていきたい
今年の6月下旬は、この50年間で最も暑かったらしい。7月1日も、午前中早々に摂氏30度を超え、日差しも強い。それでも、「今までは政治関係の訪問ではインターホンを押されても出なかった。でも、今の政治に対する不満・怒りをどこかにぶつけたく、葉梨さんとお話しようと思いました。」と、庭先までわざわざ出てきて対応して頂ける方が結構いる。そういった、市民の皆さんの1人1人の思いを受け止めながら、今何をなすべきか、思いを巡らせる日々が続く。
内閣不信任案否決以来全く動かない「政治」に、今、多くの市民がいらだちをつのらせている。そして、市民の間からは、今永田町で権力闘争にやっきの人たちではなく、私たち在野の政治家に、何か新しいものを作って欲しいという期待の声も聞く。この日(6月30日)、そんな期待を込めてか、訪問したお宅で、手製の絵はがきをいただいた。「絵はがきで花の色を出すのがなかなか難しいんです。葉梨さんには、難しいとはいっても、是非自分の色をしっかり打ち出して欲しい。」とのこと。しっかりとまともな政治を作っていきたいものだ。
6月23日、私が理事を勤める青少年交友協会主催の人づくり情報交換会。我々はこれまで、自然災害に対する畏敬を忘れていたのかも知れない。だからこそ、人間の限界を知りつつ、災害とどうつきあうか、人と人とがどのように助け合うべきか、しっかりと教育の中に取り入れていかなければならないという、森田理事長(講師)の言葉に頷く。冒頭の句は、ベルギーの日本語専攻大学生50人による被災者を励ますための寄せ書きの中の1句。私たちは、復興のための不屈の闘志を抱く一方、人間のサイクルとは違う自然の営みに思いを馳せねばなるまい。
6月21日は、梅雨の晴れ間で摂氏29度まで気温が上昇したが、地域の声を聞く活動を継続。永田町の政治自体が脳死状態に陥っている現状に、怒りの声を多く聞く。ただ、蒸し暑さは何ともならない。汗まみれの姿を見かねたのか、立ち寄った事業所で、アイスコーヒーを振る舞っていただいた。まさに干天の慈雨。生き返る力をいただくとともに、落選・浪人中の身でも、親身になって心配していただいている方々の存在に、日本政治の立て直しのため、しっかり頑張らなければという思いを強くする。