北関東畜・酪視察・物井農場(H20.2.8)

2008-2-8

 

2月8日は、午後東京発の日帰りで、栃木県の農家を視察。さくら市の物井農場は、60頭の経産牛から乳を搾る酪農家。ご夫婦と息子さんの3人の家族労働で、10㌶の飼料畑を自ら耕し、自給飼料基盤の強化にも取り組む。文字通り働き者一家だ。本来ならば、最もコストのかからない経営構造のはずなのだが、ここでも、最近の配合飼料価格の高騰が、経営を圧迫している。「息子さんへの給料を払った後は、夫婦の生活費を切りつめるしかない」とのこと。「何とか乳価にコストを反映して欲しい」という切実な声を聴いた。