北関東畜・酪視察・手塚農場(H20.2.8)

2008-2-8

 

2月8日は、物井農場に続き、栃木県さくら市の手塚農場へ。県内3カ所及び北海道1カ所の計4カ所農場で、計3500頭の肉用牛を肥育する大規模畜産家だ。家畜糞尿を原料とする堆肥を、水田農家と交換することにより、200㌶分の稲わらを集め、粗飼料として利用する。また、人件費もギリギリまで切りつめ、1人当たり500頭の勘定で牛を管理・肥育する。それでも、配合飼料価格の高騰は、非常に痛い。成牛を売却しても、現状では、労働費はおろか、物財費も割り込むのが現状で、やはり何らかの手当が必要だ。