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目で見るはなし康弘の活動


和田農場(九州畜産酪農調査7)(H19.2.13)

2月13日の視察先は、繁殖牛約70頭を有する農家の和田農場。飼料代の高騰などの影響を受けるが、10haの飼料畑で、粗飼料の大半を自家で賄うことができるため、現在、息子さんが、増頭を計画している。現在、和牛子牛の取引価格は一頭50万円超と高値で推移している(かつては40万円位)、勿論飼料代などのコストが大半とはいえ、毎年50頭程度を出荷できる経営体質を創っていけば、2000~2500万円の売り上げを持つ主業農家を育てることができる。

輸出用肉(九州畜産酪農調査6)(H19.2.13)

2月13日は、鹿児島県曽於市のナンチク(南九州畜産興業)の肉牛及び肉豚と畜工場がスタート。ナンチクの工場は、対米和牛輸出が許可された国内4工場の1つ。もっとも、国内の消費者のために敢えて言えば、衛生管理は、国内の他のと畜場でも徹底している。ただ、輸出用となると、受け入れ国の要綱に従い、部分肉カットの段階で、国内向けの部分肉カットが終わった後で、ラインを洗浄して別途カットしなければならないというコストがかかる。写真は危険部位である脊髄除去後の背割り工程。ここまでは、輸出向けも国…

背割り工程(九州畜産・酪農調査4)(H19.2.13)

南九州畜産興業のと畜工場では、対米輸出用の黒毛和牛も処理している。その数は、毎月50頭。輸出用和牛は、育て方の段階から餌などの基準がある。また、フォアグラ並の超高級食材として、ニューヨークなどの和食料理店に卸すこととなるため、芸術的な霜降りの入った、最高品質のA5等級の和牛が、輸出対象になるという。写真は、228の背割り工程を終えた肉に切れ込みを入れ、等級を判定する際の当該切れ込みの断面。5等級の脂肪交雑(霜降り)と判定されたものだ。

牛の延髄(BSE検体)(九州畜産酪農調査5)(H19.2.13)

わが国では現在、BSEの全頭検査が行われている。写真は、異常プリオンが最も蓄積されやすいとされる牛の延髄。これが、BSE検査の検体となる。と畜場で処理された全ての牛についての検査結果が判明するのは夕刻前。検査結果がシロとなって、初めて、カットされた部分肉や内臓が出荷される。もっとも、シロの場合でも、脊髄・せき柱といった特定危険部位は、廃棄・焼却されることとなる。

瀧内牧場(九州畜産・酪農調査2)(H19.2.12)

今回の畜産・酪農調査(熊本)には、熊本県選出の木村参議院議員、さらには、自民党の農林政策の責任者、近藤・農林部会長にも現地をご覧頂き、感謝。熊本県菊池市の瀧内牧場は、和牛の繁殖・肥育の一環経営で、480頭を飼育する。この数年、黒毛和牛の市場は、成牛の枝肉価格が高値で推移、子牛の方は、空前の高値となっている。ただ、やはり消費者の支持が命。何故和牛は値段が高いのか、どんな手間がかかっているのか、外国産と比べどのように安全なのか、わかりやすく情報を提供していくことが必要だ。

本田牧場(九州畜産・酪農調査1)(H19.2.12)

2月12日は休日だったが、国会日程の関係で九州の畜産・酪農現場を視察。熊本県菊池市の本田酪農牧場は、2期作の飼料畑9haと、自家耕作の飼料基盤を充実させたことが、輸入飼料の高騰に負けない力強い経営体質を作っている。ところで、昨今、殆どの酪農家が、収入確保等のため、雌の乳用牛に和牛の精子を人工授精するなどして生まれた子を、肉用牛として出荷している。ただ、本田さんは、頑固に乳用牛の繁殖・育成にこだわっている。こういった酪農家の存在が、乳用牛の生産基盤の維持に大きく貢献している。

藤枝牧場(茨城畜産・酪農視察)(H19.2.9)

茨城県小美玉市の藤枝牧場。合併前の美野里町は、かつて、私の先代・葉梨信行の選挙区で、牧場主の藤枝一郎さんには、家族ぐるみで懇意にしていただいた。190頭の牛を飼育するが、都府県酪農の飼料自給率の平均が2割を切る中、後継者のいない農地を借りて飼料畑とし、約5割の飼料自給を達成。わが国の食糧自給率がカロリーベースで40%だから、藤枝さんのところの牛乳を飲めば、確実に自給率向上に寄与する。お孫さんも土になじむ、家族みんなでの一生懸命の労働が、日本の美しいムラと国土を支えている。

中央省庁改革委員会初会合(H19.2.6)

平成19年2月6日、党行革本部に置かれた中央省庁改革委員会の初会合が開かれた。橋本行革による省庁再編後6年を経過、21世紀における行政のグランドデザインを提示してするため、中央省庁のあり方についても検討を加えていくこととなった。私は「主査」に就任し、実質的な事務運営の責任を負うこととなる。現在の検証も含め、膨大な作業になりそうだ。写真は、私から左へ、園田中央省庁改革委員会委員長、中馬行革本部長、宮沢行革本部事務局長。

山西牧場(北海道畜産・酪農調査3)(H19.2.5)

北海道本別町の山西牧場。5日は、前日の強風と打って代わって晴天。山西さんは、乳牛(ホルスタイン)のお腹を借りて、人工授精卵などにより肉用和牛を生ませ、子牛として出荷している。現在和牛が余りに高いため、このような方法で、肉牛の増頭を図ることは、1つの方法だ。ただ、その一方で、ホルスタインの雌牛という生産基盤も、しっかり確保していくことが大切だろう。山西牧場の後北見市に向かい、地元選出の武部勤・前幹事長とともに、網走・根室管内生産者との意見交換会に臨む。

広瀬牧場(北海道畜産・酪農調査2)(H19.2.4)

帯広市の広瀬牧場。広瀬さんは、児童・生徒に酪農の生産現場に触れてもらい、食と命の大切さ、わが国酪農の役割を学んでもらおうという「酪農教育ファーム」のさきがけ。ただ、見学者が繁忙期に集中し、しかも、無料奉仕で受け入れることも多いなど、苦労は耐えないようだ。牛は、他の家畜と違い、国内で自給できる牧草・稲わらでも育つ。このことは、食糧安全保障の観点から動物性タンパクを確保する上で、大切なポイントだ。そんなことも、教育ファーム運動などを通じ、是非国民に知って頂きたいものだ。