自民党の改正憲法案起草委員に選ばれる

2004-10-19

10月19日の自民党憲法調査会で、18人の憲法改正案起草委員が正式に承認され、私も、1期生としては唯一、そのメンバーに選ばれた。
起草委員会は、11月初旬まで、当所属の全国会議員に開かれた場で、論点に沿って各議員の意見を聞いた後、11月中旬からはほぼ毎日会議を開き、12月半ばをめどに、改正草案を起草していく。

衆院憲法調査会での意見表明

今まで、個々の議員の私案こそあったが、政権党として、条文の形で、党としての正式の憲法改正案をとりまとめるのは、歴史上初めてのことであり、私自身、そのメンバーに選ばれたことを大変名誉に思っている。

そして、10月21日には、所属する衆議院憲法調査会で、「国際機関と憲法」と題して、最も論争のある安全保障論を中心に、約10分間、自民党を代表としての意見陳述を行った。

討論内容を尻切れトンボにせずに、しっかりと議事録に残すことが重要なため、多少早口の陳述になったが、「解釈でどこまでも拡大できる可能性のある現行憲法」は、非常に不気味で、国民とともに、自衛隊の位置づけや歯止め等をしっかり書き込んだ真の平和憲法を作るべきという主張には、民主党の枝野前政調会長らからも拍手をいただいた。

なお、発言内容は、「論文」欄に掲載するので、そちらをご覧いただきたい。
いずれにせよ、私自身、将来の国づくりに誤りをもたらすことのないよう、しっかり勉強し、発言していきたいと思っている。