列国議会同盟(IPU)に参加(1)~結構ハードな国際会議

2004-11-1

平成16年9月28日から10月2日までの間、世界の国会議員により構成される唯一の国際機関である列国議会同盟(本部・ジュネーブ、約140か国)総会に参加してきた(筆無精でご報告が遅れたことをお詫びいたします。)。
さて、列国議会同盟総会は年に2回開かれる。春の総会は各国回り持ちで、比較的派手に開催されるが、秋の総会は、毎年本部のあるジュネーブで、実務的に開催され、参加人員も春に比べると少ない。
私が参加したのは秋の大会の方、日本からは、瓦力元建設大臣を団長に、国際通議員が衆参で7名(自民党4、民主党3)参加した。実のところ、この手の国際会議の出張は、結構ハードで、今回も次のような強行日程だった。
9月26日昼に成田発、深夜に、ジュネーブ着。

27日午前ASEAN+3(日中韓)会議

午後アジア太平洋地域総会

28日午前全体総会

午後平和と安全保障委員会

パネルディスカッション

29日午前ASEAN 議員団との会合

夕刻日本側代表団主催レセプション

30日午前英国議員団との会合

午後安全保障委員会

10月1日 午前韓国議員団との会合

午後全体総会

夕刻在ジュネーブ特派員に対する記者会見

記者会見終了後ジュネーブ発東京へ(10月2日夜着)

私の場合、9月30日に急逝された中山利生前衆議院議員の弔問のため、会議日程終了後最も早いパターンでの帰朝となったこともあるが、10月29日が比較的ゆるい日程だが、あとの日は会議に缶詰状態。
それでも、平和と安全保障委員会という、非常に重要な委員会で発言の機会を得た(発言内容は「発言」欄参照)。大変有り難いことである。
そして、各国の議員さんたちと話をしながら、わが国が国際社会の中でしっかりしたポジションを占めるためにも、議員同士の、このようなフランクな関係を、もっともっと広げていかなければと痛感した。
機会があれば来年以降も参加したいものである。